もう何日も、まともに眠れていませんでした。
仕事のトラブル、家庭での孤独、ふとしたときに襲ってくる虚無感。
「誰でもいいから、今夜だけ話を聞いてほしい」そう思って、ライブチャットを開きました。
選んだのは、プロフィールに“聞き上手”と書いてあった女性。
スマホの画面越しに「こんばんは」と笑ってくれた声が、想像以上にやさしかった。
初対面なのに、泣きそうになるほど、救われた気がしました。
「お疲れさま」
その一言が、こんなに心に沁みるとは思わなかった。
気がつくと1時間が過ぎていて、終わる頃には「また話したいな」と思っていました。



